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『この酒との付き合いで、長い人生でめでたいこと、幸せなことが数々と積み重なり、いつしか山のように大きくなって欲しいと念じ、吉祥山と命名』
醸造は越後の名門、下越酒造株式会社。新潟市と会津若松市の中間の新潟県東蒲原郡津川にあります。ここは阿賀野川ラインの中心地で、古くから越後と会津を結ぶ重要な河港として栄え、醸造業も数多くあり、酒造りの町として著名でした。
この地に酒名『麒麟』を醸造する銘醸藏“蒲原屋”があり、明治の時代、その名はすでに近県に及んでいました。酒名『麒麟』は、鎌倉時代の建長4年(1252年)会津芦名氏が津川に築いた城“麒麟城”(別名弧戻城)より命名。また古来より中国では聖人が生まれてようなときに出現するめでたい動物としてあがめられており、吉をよぶ酒でありたいとの願いが込められています。
“蒲原屋”は現在社名を下越酒造株式会社とし、現当主佐藤平八社長は関東信越国税局の酒類鑑定官を22年務め、その国税局管内の酒蔵の酒造りの指導にあたり、退官後の現在でも多くの酒蔵が技を要する吟醸酒を造るときには要請され、その藏の杜氏の先生として醸造技術を伝授し、数多くの銘醸品をよに輩出しております。
また社長の長男佐藤俊一氏は、 東京大学で農芸化学(農学博士)を学び、国税庁醸造試験場(滝野川)、東京国税局、金沢国税局、関東信越国税局の鑑定官を18年務め、その間幾多の酒蔵の指導をし、多くの銘醸酒を世に出しております。平成5年に退官され、現在、下越酒造株式会社の製造部長として酒造りの陣頭指揮をしております。
全国2500余りに及ぶ酒蔵の中で、親子2代にわたり、酒類鑑定官として酒造を指導してきた藏はなく、技術力では『当代ナンバー1の酒蔵だ!』と言っても過言ではありません。
吉祥山は、その2人の酒類鑑定官の枠を集めた傑作品であります。“量ができないからお分けするのは無理”と言われるのを、押して分けていただきました。
原料である米の吟味、豪雪地帯である津川の豊富な清んだ水、それに妥協を許さない2代にわたる匠の技があいまってできた『吉祥山』を是非ご堪能いただきたいと思います。
吉祥山 百寿峯 本醸造
720ml 1,050円
1800ml 2,100円 |
吉祥山 千寿峯 特別本醸造
720ml 1,260円
1800ml 2,520円 |
吉祥山 萬寿峯 純米 720ml 1,470円
1800ml 2,940円 |
吉祥山 億寿峯 純米吟醸
720ml 1,785円
1800ml 3,675円 |
吉祥山 兆寿峯 大吟醸
720ml 2,520円
1800ml 5,250円
荒走り生原酒 720ml 3,675円
荒走り斗瓶囲い 720ml 3,990円
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吉祥山 京寿峯 純米大吟醸 720ml 3,990円
1800ml 8,400円 |
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