<<これでいいのか!日本の酒は!!>>

酒のすべてを知る男が明かす衝撃の真実
大嶋幸治(元・全国小売酒販組合中央会々長)
問題の酒 本物の酒
問題の酒 本物の酒 酒販業界の大物が、アルコール業界の真実を語る激震本。「消費者はこんな事情で、こんな酒を飲まされていたのか」とビックリ。タイトル通り「問題の酒 本物の酒」を知ることができます。居酒屋がこの本の話題で持ちきりになること間違いなし!有名だというだけで、ある種のお酒をありがたがって飲んでいたアナタ、この本で目を覚ましてください。日本酒、焼酎、ビール、発泡酒、ウィスキー、ワイン……本当においしいお酒を飲むために欠かせない1冊

体裁     四六判 軽装(ソフトカバー)
ページ数   224ページ
定価     本体1,500円+税
発売     双葉社より2002年11月15日発売。

ISBN4-575-29470-5 C0076

日経流通新聞12月7日、週刊大衆12月6日号、週刊ポスト12月13日号に書評が掲載されました。

著者プロフィール
おおしま こうじ
昭和24年生まれ。東京都出身。日本大学理工学部卒業。 昭和11年に父親が小金井市に創業した、卸・小売酒販店(株)大島を受け継ぎ、二代目社長となる。 平成4年に、世界6000品目の酒類が揃う専門店「パトリオット」を開く。 卸・小売だけでなく、焼酎割り用サワー、ミネラルウォーターを企画販売しヒットさせる。 また、手造り、少量生産を貫く蔵元に製造委託した日本酒、焼酎の自社ブランドが、本格派の酒を求める愛好家から熱狂的支持を受ける。 その酒販店の常識を超えたアイディアと行動力から、業界で「革命児」といわれる。 東京小売酒販組合理事長、全国小売酒販組合中央会々長などの要職を歴任。 東京銘醸倶楽部顧問、焼酎文化・いもづるの会副会長。 規制緩和による大手小売業者の進出を憂い、「本当にうまい酒を売っているのは酒販店である」との考えから、 これまでタブーとされた大手メーカーの酒造りの実態、「本物の酒」と「問題の酒」の違いを明らかにすることを決意。 酒造りから、流通、小売まで、現代の酒事情すべてを語ることのできる論客。 自然を守るボランティア団体NPO法人「東京グリーントラスト」理事長も務める。 (株)大島のホームページ・アドレス www.oosima.co.jp パトリオットの住所 東京都小金井市本町1−2−12

内容の一部
久保田が地酒?/十四代の人気の秘密 越乃寒梅を「幻の酒」にした蔵元の決断/ 八海山は「やっかいさん」?/ 月桂冠「融米造り」、宝酒造「焙炒造り」の正体/ 手造りの酒は秋にうまくなる/ 東北のオーナー杜氏の蔵に注目/ 鑑評会入賞回数が多い蔵のお酒は本当においしいか?/ 幻の日本酒の入手法

いい芋焼酎が大量生産できないわけ/ 売り上げbP麦焼酎「いいちこ」に喝!/ 一度は飲んでみたい絶品芋焼酎/ マニアに人気の芋焼酎は偽物だった/ うまい泡盛を飲むには

アサヒの発泡酒発売が遅れた理由/ 酒販店から見たビール会社の企業カラー/ ビール・発泡酒の中味の原価は2〜3円(350ml1缶)/ ベルギー・ビールを薦めるわけ/ 発泡酒は消えてなくなる?/ ビール業界の行く末/ 国産ウィスキーの使命は終わった/ 国産ウィスキーは紛いもの?/ 昔のジョニ黒はなぜあんなに高かったのか?

セカンド・ワインがお薦め/ みんな知らずに飲んでいるニューワールド・ワイン/ 国産ワインって本当に国産?/ 日本でおいしいワインは造れない

肉屋さんでワインが買えるようになる/ スーパー、コンビニでお酒を買う時代の危機/ 全国小売酒販組合中央会の腐敗/ 9割の酒屋がつぶれる!?

全体の構成
第1章 日本酒/ 第2章 焼酎・泡盛/第3章 ビール・発泡酒/第4章 ウィスキー/ 第5章 ワイン/第6章 これでいいのか! 日本の酒は!!/付録 私が薦める日本酒・焼酎・ビール/私が薦める全国の酒販店